【リード奏者必見!!】あなたに合った、サックスのリードの調整方法はこれだ

リード

外れリードのポイ捨て、もうさよならです

9つのリード調整方法で無駄のないサックスリードライフを楽しみましょう!!

 

(サクト)
(サクト)

王道の調整法から魔改造まで紹介しますね

さっそく行ってみましょう!

無加工編

リードの位置調整

まずは、加工しなくてもいい方法

王道のやり方がこの「リードの位置を変える」方法です

鳴らないリードがあった時は、まずこの方法から試しましょう

リード「やわい場合」「かたい場合」で紹介します

・やわいリードの場合 マウスピースの先端より上にずらす

リードを上に上げることでコシのあるしっかりとした音に変わります

程よい抵抗感が得られます

 

・かたいリードの場合 マウスピース先端より下にずらす

★ポイント:1mm程度を目安にずらすと良いでしょう

硬くて、力がはいってしまうリードも吹きやすくなります

自分に合った最適な位置を見つけて吹いてみましょう

 

リガチャーの位置調整

意外と知られていないのですが、リガチャーの位置を変えるだけで

「吹きごこち」が大きく変わります

・やわいリードの場合 マウスピースの根元がわにずらす

薄いリードの「つまったような音」が改善されます

 

・かたいリードの場合 マウスピース先端より

前にずらすことで音にまとまりが出て

吹き心地が軽くなります

★ポイント:1mm程度を目安にずらすと良いでしょう

以上の2つの方法は、まず最初に試してほしい方法になります

加工編

これからの方法は、リード自体を「変形」「削り」「カット」する加工を伴う方法になります

一度加工すると元の状態に戻せませんので

その点、気を付けて行う必要があります

リードをそらせる

道具を必要としない方法が「リードをそらせる」です

指でしならせて、マウスピースとのオープニングの広さを調整する方法になります

・やわいリードの場合 

これでマウスピースとのオープニングが広くなります

 

・かたいリードの場合

マウスピースとのオープニングが狭くなります

注意:そらしすぎると、リードが折れるますのでほどほどに、、

リードトリマー

ネットや楽器店で購入しやすいのが

この「リードトリマー」

リードの先端を専用の道具でカットすることで

リードの「ハリ」「コシ」を出させます

主に、やわいリードや、使っているうちに

コシがなくなったリードに最適です


注意:一度カットすると元に戻せません。はじめは、「いらないリード」で試してみましょう


リードギーク

トリマーがカットに対して、こちらのリードギークは

リード表面を「削る」役割りになります

硬質素材と鋭利なエッジ(角)が特徴で

リード表面を軽くこする程度で

効果がみられます

注意:調整後の「これでいいかな」の決断をするのが難しいです。欲張って削り過ぎると鳴らなくなってしまいます


カッターの刃の背

実は、どこにでもあるカッターの刃の背のエッジは、かなり鋭利でリードギークに近いです

使い方:カッターの刃の背をつかって、リードの表面をサッサっと数回なでてみましょう(エッジを立てて、リード表面をこするイメージです)

まず赤丸の部分を軽く削り吹いてみます

変化なければ再度削りましょう

(最適になるまで、これを繰り返す)

注意:カッターの刃でけがをしないように注意しましょう

サンドペーパー

どこでも手に入れやすく、リードの裏表の両方使用できる点で、とっても便利なアイテムですね

目の粗さはかなり幅広いのですが、800番あたりが無難でしょう

使い方:
表の場合は、サンドペーパーを人差し指を使ってリードの表面をサッサと数回こする

まず①を軽く削り吹いてみます

変化なければ②を削りましょう

(最適になるまで、これを繰り返す)

 

裏の場合は、ペーパーを平らな場所に置き、その上にリードを置き2~3回引っ張るように削ります(リード先端割れにご注意)

 

裏技(魔改造編)👿

ここからは、知る人ぞ知る裏技的な方法を2つご紹介します

もし、初めてで怖く感じられる方は

いらないリードで試すことをお勧めします

それでは行ってみましょう!!

穴開ける

キリを使って、リードの表面に穴をあけます

(穴は貫通させません)

音の立ち上がりの「反応」が良くなります

穴をあけることでリードの繊維をカットして

よりリードが振動しやすくなるをいうのが正しいでしょう

(*人工リードの場合穴をあけるときに、割れ・亀裂に注意しましょう)

裏面を彫刻刀で削る

その1 ライン堀り

彫刻刀で削るといっても

写真の通りにを掘るの方法になります

吹奏感が変わります

 

その2 中央掘り

リード裏面の中央部分を

丸刀で深さ1mm弱程度掘るイメージです

(深く掘りすぎないように注意しましょう)

吹き心地が軽くなります

以上でリードの調整方法の全てですが

これらは天然ケーンリードだけではなく

人工リード、樹脂製リードにも使えますので

是非、ためしてみてくださいね

(サクト)
(サクト)

私は、吹きづらいと判断したら即、魔改造の「穴あけ」へ直行ですw

あらゆるものが値上がりする昨今ですから
たった一枚のリードでも大切に、長く使いたいものです
注意:彫刻刀、カッター、キリを使う際は手の怪我に注意しましょう
注意:今回ご紹介したリードの調整による加工・改造はすべて自己責任にてよろしくお願いいたします

 

それでは最後まで読んでいただき

本当にありがとうございました
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