【高音低音をうまく吹けない人】98%の初心者が知らないサックスの高音低音が出ないのは、この事実をわかっていないからだ🎷

その他

サックスの構造を理解すると、高音低音がラクに吹けるようになる方法をお伝えします

 

サックス初心者です教則本の通りに口の形を作っているのに、低い音が出なくて困っています、、

(サクト)
(サクト)

こんな悩みの方多いですよね、初心者のほとんどの方が知らない「事実」があるのです

この記事のおすすめの方は、こんな方です

  • サックス初心者
  • サックス独学者
  • 低音、高音が出なくて悩んでいる方

高音低音が出ないことの結論

サックスは、高音域と低音域で「別楽器」です

理由

サックスの本体はそもそもテーパー型なので、高音と低音では吹き方が違うから

1つの楽器なのに別楽器とか、吹き方違うとか、訳が分からなくなってきた、、

(サクト)
(サクト)

そう疑問を持つ人も多いですよね、でも大丈夫これからする説明で、すっきり、さっぱりしますよ🎷

目 次

1、テーパーとは

2、高音、低音で別楽器とは

3、吹き方が違うとは

4、どの音域で吹き分ければいいのか

 

1、テーパーとは

テーパーとは「円錐形」を意味しています

taper

身近なところでは、声を大きくする拡声器があります

mega-phone

このラッパ型の円錐型が、音を大きくして響かせる役割があります

サックスも、口元の管の太さとベルの周りの太さが全然違いますよね

テーパー型である証拠です

ですから、サックスの音は簡単に近所迷惑になるくらい、大きな音がでるのです

 

2、高音、低音で別楽器とは

質問です、アルトサックスとテナーサックスの音を聞き分けられますか?

パッと聞いた時に、分かりづらい時がありますよね

それはアルトサックスとテナーサックスの音の出る領域が結構近いのです

聞き慣れない人は、どちらがアルトでどちらがテナーか分からないと思います

見た目も慣れないと間違えます

見た目の一番の判断しやすいポイントは、口元近くのネックの形でしょう

アルトサックスはくの字でストレートですテナーサックスは緩やかにカーブを描いています

saxophone

 

では、ソプラノサックスとバリトンサックスはどうでしょう

まるで形が全然違いますね

ソプラノはまっすぐの一本線に対して、バリトンサックスはグネグネと曲がりが多くなっています

大きさも、太さも、全然違います

では、ソプラノサックスとバリトンサックス実際の音はどうでしょうか

これも全く違います

ソプラノサックスは高い音の透明感があります

まるで女性の歌声の様な音です

それに対してバリトンサックスは図太い低い音で、まるで男性の力強い声のような感じですよね

つまり、テーパー型の管の短い音、長い音では音の性質が全く違うのです

同じように、アルトサックスでもテーパー型の管楽器であるため、高い音と低い音では音の性質が違うのです

簡単に説明すると、高い音域と低い音域ではまるで別の楽器と同じ、ということができます

これは大切な事実ですので、覚えておいてください

 

3、吹き方が違うとは

まずサックスの音が鳴る発音の原理について説明が必要になります

まず、

  • マウスピースに息を入れる
  • リードの先端とマウスピースの先端が息の流れによって、くっついたり、離れたりを超高速で繰り返して振動する
  • 振動によって「ブー」という音が鳴る
  • 響きの波長をテーパー型の管の長さによって、音程が決まる

簡単に言うとこういう原理になります

注意リード単体で振動すれば鳴るわけではないのです

では高音域と低音域では吹き方が違うとは、何が違うのでしょうか

その答えは

  • 息のスピード
  • 喉の開き具合

が異なります

喉の話が出ましたので簡単に説明します

想像してみてください

あなたが声を出して歌う時の喉の開き具合はどうでしょう

高い音を歌う時と、低い音を歌う時の喉の開き具合は違いますよね

高い音の時は喉の開きは狭く、低い時の喉は広いですよね

サックスでも全く同じなのです

 

実際に楽器を吹くときのイメージ図

Gradation

注意点、多くの初心者の方は常に高い方の時の喉の状態息のスピードになっていることが多い傾向にあります

低音が鳴りづらい時は、自分の息のスピードをゆっくりにする

そして喉の開きを広めにすることで改善します

 

注意点2 この時の吹き分けるのは大きな変化ではありません

実際にはかなり微妙な、本当に小さな変化になりますので、気をつけてください

初心者の多くの方が教則本に載っている口の形、いわゆるアンブッシュアに固定してそののままで高音も低音も出せると思いがちです

とゆうか、テーパーの事をちゃんと教えていない教則本がほとんどです

 

口の形や息のスピードを一つにガッチリ固定してしまっては、高音もしくは低音が出ないのも当然です

まずは、出しづらい音域の、息のスピード、喉の開きを確認して変えてみましょう

 

4、どの音域で吹き分けるか

高音、低音で吹き方が違うのは分かったけれど、いったいどこでその違いをふきわけたらいいのですか?

回答: 厳密には、ここでという線引きは出来ません

吹き方の変化の状況はまるでグラデーションのようなのです

私の主観的な感じでは、サックスの中間域は低い「ソ」から高い「ソ」までが中間音域と感じています

それ以下は低音、それ以上の高い音は高音域、というようにとらえています

先にも述べましたが、変化と言っても本当にわずかな変化になります

あまり変えすぎてしまうと、そもそも音が出づらくなったり、ならなくなったり、ピッチが変わってしまうことがあります

気持ち変わったかどうかぐらいで試してみると良いでしょう

今まで教則本通りに吹いても、なかなか低い音が出ない、その原因を分かりいただけましたでしょうか

吹き方をちょっと変えるだけで、楽器はちゃんと鳴ってくれるものです

以上です

そもそも、これはマウスピースとリードのセッティングや、楽器本体の状態がベストであることが大前提です

楽器自体がおかしくないかも、チェックしてくださいね

saxophone

それでは今回のおさらいです

高音低音が出ないことの結論

サックスは、高音域と低音域で「別楽器」です

理由

サックスの本体はそもそもテーパー型なので、高音と低音では吹き方が違うから

目 次

1、テーパーとは

2、高音、低音で別楽器とは

3、吹き方が違うとは

4、どの音域で吹き分ければいいのか

 

(サクト)
(サクト)

この事実を知っているのと、知らないのとでは後の上達スピードにおおきな影響がでてきます。せっかく練習するなら、早く上達したいですよね

どうぞ毎日楽しんでサックスを吹きついていきましょう

応援しています、頑張ってください!

この記事を最後まで見ていただき

ありがとうございました!

それでは、また、、

HAPPY SAX STYLE

~幸せになるためのサックス道~

サクトでした

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