小さい音も吹けるようになると、サックスのダイナミクスの表現力が95%アップ
この記事におすすめの人
- サックス初心者
- サックスで小さい音が出せなくて悩んでいる人
- 大きな音しか出せない初心者の方
- サックスの表現方法を豊かにしたいと思っている人
はじめに
結論
サックスは小さい音を出すのが難しい
サックスで強く大きな音を出すのは比較的簡単にできます
では、小さい音、優しい音はどうでしょうか
一定の音量で小さく優しい音を出すのは、なかなか難しいのです
なぜならば、口とお腹のコントロールが安定していないと出せないからです
小さい音なんか、出す必要ないんじゃない?
と思う人もいるかもしれません
想像してみてください
ずっと、延々大きな音でサックスを吹いている演奏どうでしょう
平坦で、単調です
つまり、演奏している人も聞いている人も、つまらなくなってしまいます
これに対して、小さい優しい音も表現できる演奏になると、音の強弱つまりダイナミクスのある、豊かな表現ができるようになるのです
小さい音を発音する仕組み
結論
サックスの音の鳴り始めの音と体の状態を持続する
それでは、実際に楽器を持って確認するのが良いでしょう
マウスピースに口を添えて、息をほんの少しずつ入れて、徐々にたくさん入れてみてください
① 初めはただの息の「スー」という音だけ
② リードが振動して「ポー」と鳴り始める(小さい音)
③ 鳴った音が、徐々に大きくなる(ダイナミクス)
④ 息をたくさん入れても大きく変化しない「限界点」
という変化が見られるでしょう
そしてこの②を持続する事が、小さく優しい音なのです
④は初めてサックスを吹いた人が音が鳴ったと感動して喜んでいる時点です
③この徐々に大きくなるこの幅の部分だけ、音のダイナミクスを付けられる余地があるということです
注意
これは息をゆっくり、だんだん大きくしていかないと分かりません
小さい音を持続させる方法
結論
安定したアンブシュアと、腹筋を使って息の量のコントロールをする
マウスピースをくわえている口の形が安定している必要があります
つまり、アンブシュアが不安定だと音の鳴り方は不安定になってしまいます
アンブシュアはしっかりと安定した状態をキープしましょう
そして、小さい音を形作るために最も大切なのは、
お腹の筋力によって息の量をコントロールすることです
わかりやすい例えをしましょう
あなたは手作りのオムライスに、ケチャップで絵や文字を書いた記憶がありませんか
この時、ケチャップで太い線をつける時は握る手は強く握っています
ケチャップで細い線をつける時は握っている手の力を弱くゆっくり徐々に握って絞り出していきます
サックスの小さい音も同じです
この、手の握り加減が、お腹の筋肉の使い方に相当します
練習のポイント
結論
Ⅰ、腹筋の筋力トレーニング
Ⅱ、ロングトーンのイメージ・トレーニング
Ⅲ、ネック・マウスピースを使った練習
Ⅰ、腹筋の筋力トレーニング
筋肉トレーニング練習腹筋の練習と言うと、寝そべった体の状態で足を固定して、両手を頭の後ろで組んで、ぐっと体を起き上がらせる
そんな腹筋のイメージがあります
実は、これかなり腰に負担をかけてしまいます
腰に負担をかけずお腹の筋肉だけを鍛えるのは、体を寝そべって上半身はそのままで、腕は頭の後ろに組んで、自分の膝を胸にまで持ってくるような動きです
この運動を無理のない範囲で数回繰り返し、また休んで数回繰り返しましょう
これで腰に負担のかけない腹筋の筋肉トレーニングになります
お腹で息の量を一定に保つための筋力を鍛えることができるようになります
お腹が「シックス・パック」になる状態までやる必要ありません(笑)
注意
身体に無理のない程度で抑えましょう
疲れたら休みましょう
Ⅱ、ロングトーンのイメージ・トレーニング
これは楽器を持たない練習でも出来る、イメージ・トレーニングです
想像の中で、自分は楽器を持って吹いているイメージをしましょう
小さく、優しい音を吹いているときのイメージで、お腹の筋肉で吐く息の量を一定量をキープしながら吹いていきます
空気の量が多くなったり、弱くなったりしないように息の音を確認しながら、長く吹いて行きます
これは楽器を持たなくても出来る、イメージ・トレーニングになります
いつでも隙間時間でできますね
Ⅲ、ネック・マウスピースを使った練習
初心者の頃は、よく「マウスピースだけ」を使って音を鳴らす練習をしたことがあるかもしれません
私もやったことがありますけれども、実際マウスピースだけで吹くというのは楽器をつける場合と全く違います
息が通って行く抵抗感が全くないので、吹き心地が変わってしまいます
私のお勧めとしては、マウスピースにネックをつけた状態で、ある程度抵抗感がある状態で優しく吹いてみましょう
実際の楽器をつけた状態に近い感覚で吹くことができます
この時もお腹の腹筋でしっかりと息の量を一定にコントロールするように、ゆっくりと絞って吹きます
これらの練習をすることで、安定して小さく優しい音を吹くことができるようになります
そして大切なポイントは、実際に楽器を持って練習するときは、必ず録音して後で聴き直しましょう
そして改善する点を見つけて、次回の練習の改善ポイントとしてレコーダーを用いましょう
それでは今回のおさらいです
1、はじめに
結論 サックスは小さい音を出すのが難しい
2、小さい音を発音する仕組み
結論 サックスの音の鳴り始めの音と体の状態を持続する
3、小さい音を持続させる方法
結論 安定したアンブシュアと、腹筋を使って息の量のコントロールをする
4、練習のポイント
結論
Ⅰ、腹筋の筋力トレーニング
Ⅱ、ロングトーンのイメージ・トレーニング
Ⅲ、ネック・マウスピースを使った練習
楽しんでサックスを吹いて、幸せになりましょう!また各SNSで、無料でお悩み相談を受け付けていますので、小さなことでも聞かせていただきます。教えてください。よろしくお願いします!!🎷
頑張るあなたを、私は応援します
それでは今回はこれまで
この記事を最後まで見ていただき
ありがとうございました!
それでは、また、、
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