サックスの音もう「スー、スー」させないための2つの方法
この記事をおすすめの方
- サックス初心者
- サックスの音からスーッという音が聞こえて不快な人
- サックスの音がきれいに聞こえない
- きれいな音を出したいと思っている人
目次 contents
はじめに
1、口元から音が聞こえる原因と解決方法
2、楽器本体から聞こえる原因と解決方法
3、豆知識
サックスの音から「スーッ」という音が聞こえる場合、これは息の音ですが、口元から聞こえてくる場合と、楽器本体から聞こえてくる場合があります
それぞれの原因と解決方法が異なりますので、2つのパターンを検討して解説していきます
それでは、いってみましょう
口元から音が聞こえる原因と解決方法
結論:口唇の緩みで隙間ができて、そこから息が漏れている
対策:隙間を開けないための練習方法
口元からスーッという息の音が聞こえるのは、明らかに唇の緩みによってその隙間から音が出ているのが原因です
対策としては、唇を少しマウスピースを包み込むように意識することです
手っ取り早い確認方法として、鏡を見ながら吹いている自分の口元を見ます
緩んでいると口元に隙間が空いてるのを確認できるでしょう
しかし、なかなかふきながら鏡を見るのは大変という方へちょっとした裏ワザをお教えします
それは唇の隙間につまようじを刺すという方法です
このようにつまようじを軽く唇に差し込む事で、唇が緩むとつまようじが下がる、もしくは落ちてしまいます
この方法でつまようじが落ちたり、下がらないように意識することで、隙間をなくする訓練になります
昔のアニメ、「巨人の星」の主人公、星飛雄馬が大リーグ養成ギブスを付けていたような、そんな感じはありますが(笑)
注意点1
吹いている間は、つまようじは完全には静止できないものです
ですから、多少の揺れやズレは気にしないようにしましょう
注意点2
吹きながらでつまようじが見えづらい時は、やはり鏡を見るとよりわかりやすいです
是非一度試してみてください
息がもれなくなるようであれば、つまようじを外して練習しましょう
注意:つまようじの取り扱いによるお怪我に注してください
ポイント
口元から空気が漏れるのは、例えて言うならば、車で言うガソリン漏れのようなものです
本来、音になるはずの息(燃料)がロスしているということになります
もったいないですね、、
ですから、息漏れは改善したいですね
楽器本体から聞こえる原因と改善方法
原因の結論:下顎が下がっている、または喉の奥が緩みすぎ、広がりすぎになっているのが原因
対策:下顎、喉の調整
簡単ポイント:「眉毛を上げて」吹く
サックスの音というのは、そもそも通常も息の音が含まれています
しかし、それよりもリードの振動音が大きいため分かりにくいだけです
以前、別の記事で小さい音でサックスを吹く記事で発音原理を説明していますので参照してください
サックスの音は、吹くと音がなるための手順があります
- 息を入れる、スーッという音が鳴ります
- 息の量を徐々に増やす
- リードの振動し始めるポイントに到達
- 発音し始めます
- その後、息の量で小さい音にするのか大きい音にするのか調整する
このような手順になります
いつもの音出しは、この手順が超高速で行なわれているのです
リードが振動した後、息は止めませんよね
つまり、リードが振動して音が鳴っている間も、サックスはすーっという音を出し続けているのです
音が完全に鳴りきらないけれども、多量の息が入り続けると、サックスの音とスーッという音が混ざった音になります
低い音を小さい音で吹こうとするとこのような現象が見られます
原因としては、下顎が下がりすぎ、または喉の奥が緩み広がりすぎる、それに加えて多量の息によります
解決方法として、下顎を下げないことです
注意
マウスピースを噛もうとしないでください、リードの振動を妨げてしまいます
喉の奥を緩めない
この緩めないでください、という説明でできる人は、あまりいないと思います
そこで簡単にできるポイントとして
「眉毛を上げる」
ということです
これは別記事でサックスの高音低音を出す時の裏技で紹介しています
眉毛は顔の筋肉、皮膚の皮で他のパーツと連動しています
眉毛をあげることで、喉は下がりづらくなり、喉は広がりづらくなります
すると簡単に下顎、喉をコントロールすることができます
是非試してみてください
注意点
眉毛を上げる方法は高音を出しやすくするための裏技なので、低音が出づらい時は眉毛の上げる高さを調節してみてください
なんだか、顔面体操のようで、もはや何の調整か分からなくなってしまうかもしれませんが(笑)
体のちょっとしたコツをつかむことで、息の流れをコントロールできる、ということで理解してください
豆知識
サックスはたった一つの音でも、色々な音が出ます
- マウスピースのくわえ方
- 息のスピード
- 息の方向
によって、音のキャラクターが変わります
今回紹介したサックスの音と、息の音が混ざった音があります
もう一つは、サックスの音と倍音という音が強調された音もあります
前者は、ジャズやポピュラーミュージックで使われるとこのサブトーンにあたります
後者は、こちらもジャズなどで使われるオーバートーン、フラジオトーンという音になります
一見、嫌な音、汚い音に聞こえる、その要素の中に高度な技術のサブトーンやオーバートーンの要素が入っているということを、ちらっと覚えておいてください(笑)
ということで、もし練習中に息の音が鳴った時は、自分を責めないでください
「また、やってしまった」
「自分はできない、ダメだ」
と思って自分を責めないでください
もし息の混ざった音がした時は
「おっと、サブトーンの練習してしもうた」(なぜか関西弁)w
と軽く受け流して改善して、何度でもやってみましょう
トライ&エラーを日々繰り返していくことで、確実にサックスは上達できます
それでは今回のおさらいです
はじめに
1、口元から音が聞こえる原因と解決方法
結論:口唇の緩みで隙間ができて、そこから息が漏れている
対策:隙間を開けないための練習方法
2、楽器本体から聞こえる原因と解決方法
原因の結論:下顎が下がっている、または喉の奥が緩みすぎ、広がりすぎになっているのが原因
対策:下顎、喉の調整
簡単ポイント:「眉毛を上げて」吹く
3、豆知識
結論:いわゆる、サックスの変な音に聞こえたり、汚い音に聞こえる音も、実は表現方法の一つとして使えるんですよ、ということです
「やっぱりサックス、いいね👍」
と自分で思えるように
そして、聞いてくれる人にも思われるように、一緒に頑張っていきましょう
頑張るあなたを応援します
どんな些細なことでも、疑問や悩みがあれば、「これ、サクトに聞いてみよう」
で軽く聞いてみてください
頑張るあなたを、私は応援します
それでは今回はこれまで
この記事を最後まで見ていただき
ありがとうございました!
それでは、また、、
HAPPY SAX STYLE
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サクトでした
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