なぜ力が入ってしまうのか、どうしたらリラックスできるか、マインド面と肉体面から検証。
先生から「リラックスしてサックス吹きなさい」と言われるけど、リラックスを意識すればするほど、できなくて困っています
分かります、でも大丈夫ですよ。簡単な六つの方法をお伝えしますからね
サックスを力んで吹いてしまうデメリット
- 指が回らない
- 口に力が入って「こもった音」になる
- 息をたくさん吸うのを忘れる
- 聞く集中力が低下、メトロノームやカラオケバンドに合わせられない
この記事を読むことで、これらの出来なかったことができるようになります
目次 コンテンツ
サックスを吹いて、力んでしまう原因と解決方法
1、マインド面
- やらなければならないこと→しなければならないは「ヒント」と思う
- サックスは難しいという考え→サックスは難しくない、いい音だと思う
- 難しいことをしようとする→今は簡単なことをしようと思う
2、肉体面の動作
- 口で噛む→優しく、くわえる
- 楽器を手で持って構える→ストラップが9割
- 直立不動→体のゆらぎ
サックスを吹く、力んでしまう原因と解決方法
マインド面
ポイント
- やらなければならないこと→何々しなければならないはヒントと思う
- サックスは難しいという考え→サックスは難しくない、いい音だと思う
- 難しいことをしようとする→今は簡単なことをしようと思う
やらなければならないこと
サックスは正しい姿勢、アンブシュア、呼吸法、楽器のセッティングなど様々なやらなければいけないことがオンパレードです
「やらなければいけない」というマインドで頭がいっぱいになってしまうと、自然と心も体も緊張してしまいますよね
当然、サックスを演奏する上で悪い影響が出てします
サックスを吹く人の体格も、体力も全然違います
教則本や指導者が教えてくれる事は、絶対的な答えではありません
あくまでもヒントとしてとらえましょう
そして本当に自分のベストな答えは自分でしか分かりません
「本当の答えは私が見つけます」という気持ちで取り組みましょう
サックスは難しいという考え
先ほどの説明にもありましたが、サックスは
ただ音を出すだけであれば、トランペットより簡単に出せます
しかし、
美しい音を出すのは、トランペットより難しい
と、私は思っています
口のアンブシュアのコントロール、息の使い方、身体の使い方、最初の方は教則本通りにやってもうまくいきませんよね
そこで、はじめに思ってしまうのが
「サックスは何て難しいんだろう」
「私はサックスに向いてないんじゃないだろうか」
「サックスを吹きこなす自信がなくなってしまった」
このような最初の印象を持ってしまうと、どういう事が起こるかと言うと、
「なんとか自分の力でコントロールしよう」とします
これが、力んでしまう一番の原因になってしまうのです
最初の印象、インプレッションはとても大事です
ですから、
「サックスは簡単、楽しい」
という印象を持つ必要があります
そのためのヒントとして、私は「ダブルリップ奏法」をお勧めします「ダブルリップ奏法」に関しては別の記事を参照していただきたいと思います
オーボエ奏者のように、上唇下唇を歯に巻き込んでマウスピースをくわえて楽器を吹く方法です
これが、ビックリするほど簡単に音が出せます
高い音も、低い音も、しかも柔らかい、優しい音です
今までの苦労は何だったのだという印象になると思います
是非、サックスを吹くのは難しいという先入観を、取り払いましょう
ただ、このダブルリップ奏法は長時間演奏していると、口が唇が痛くなります
そして音量も通常のくわえ方よりも弱くなる傾向がありますので、あくまでもこれは練習やウォーミングアップの時だけにして、通常は普通の「シンリップ奏法」に戻しましょう
難しいことをしようとする
サックスを初めて間もない方は、色々なことにチャレンジしてみたいと思うのが普通です
チャレンジは結構なのですが、ついつい難しいことをしてしまう傾向があります
難しいことをしようとすればするほど、心は緊張して体をもこわばり、今までできていたことができなくなるなんていうことは、しょっちゅうあります
例えば、家の中でアドリブの練習を十分積んだつもりで、いざセッションの現場に行って演奏しようと思ったら、緊張して、今まで普通に出せていた音が全く出ないということはよくあります
難しいことをしよう、しよう、と思えば思うほど、今まで簡単にできたこともできなくなってしまう罠にはまってしまいます
これを解消するためにも、普段から難しいことをしようとするのではなく、
「今は簡単なことだけをしよう」
と意識することです
簡単なことをしようとすればするほど、気持ちはリラックスして気が付いたら今までできなかったフレーズや指回しができるようになります
これは難しいことを狙うのではなく、リラックスするとできなかったことまでできてしまう、という良い状況になります
(注意:これは、リラックスするための表現です。上達のために「チャレンジ精神」を否定するものではありません。あらかじめご了承願います。)
肉体面の動作
ポイント
- 口で噛む→優しく、くわえる
- 楽器を手で持って構える→ストラップが9割
- 直立不動→体のゆらぎ
口で噛む
教則本や指導者から
「マウスピースを口で噛んでください」
と、教わったことがありますか
私はこの「噛む」という言葉、そしてこの動作自体が、必要以上に無理な力を楽器に与えていると思っています
マウスピースは口で噛むのではなく、あくまでも息がもれないように「優しく、くわえる」方が、リードの振動、響きを最大限に生かすことができます
すると、サックスの豊かな響きを奏でることができるようになります
サックスは口で噛むのではなく口でそっと「優しくくわえる」ことが大切です
楽器を手で持って構える
あなたは手で楽器を持って、構えていませんか
よく教則本で「楽器にストラップをつけ、首から下げて、右手親指をサムフックにかけて、左手親指はオクターブキー下のサムレストに置く、このように楽器を構えてください」
というイメージを持っているでしょうか
これでは、楽器を手で持ってしまうことになるのです
特に右で親指のサムフック、ここで楽器を持ち上げてはいけません
楽器の重さの9割は「ストラップ」で支えるものです
両手親指は、あくまでも楽器がベストの位置に来るように添えるだけです
グラつきを防ぐためのものだけです
ですから、特に右手サムフックにかける親指の力、手の力に注意しましょう
ちょっとした、この緊張が、指を滑らかに動かす妨げになります
ちなみに、私はこの緊張をしないための方法として、所持しているサックス全ての右手サムフックを外しています
そうすれば持ちあげることは強制的にできなくなります
親指はただ添えるだけなので超リラックスして指を回すことができます
YouTube にアップしている速いフレーズの曲もこのような方法でできているのです
注意:これはあくまで個人的な主観に基づくものです。楽器の部品の取り外しなどによる状態の変化は自己責任でお願いします
直立不動
これもついついやってしまうのですが、教本や指導者の言う通りの姿勢をキープしようとし過ぎて、まるで「銅像」のように直立不動になってしまう方がいらっしゃいます
しかし、この直立不動状態は即、体の緊張、こわばりへと直結します
解決方法は、吹いているときに、ほんの少し体を「左右」に揺らすことです
曲に合わせて、少し体を揺らせてみましょう
すると体はリラックスして、指のこわばりや緊張がほぐれてきます
たとえベストの姿勢でも、直立不動はいけません
「体のゆらぎ」が大切です
今まで、体の力を入れてはいけない話ばかりをしましたが、たった一箇所だけ力を入れてもいいところがあります
それはお腹です特にへそのあたり一点だけです
お腹は息の量や、スピードコントロールする大切な筋肉です
ここだけは筋肉の力を利用して音をコントロールする必要があります
その他はすべてリラックスできることを常に心がけましょう
そうすると、今までできなかったことが、できるようになります
それでは今回のまとめです
サックスを吹いて、力んでしまう原因と解決方法
1、マインド面
- やらなければならないこと→しなければならないは「ヒント」と思う
- サックスは難しいという考え→サックスは難しくない、いい音だと思う
- 難しいことをしようとする→今は簡単なことをしようと思う
2、肉体面の動作
- 口で噛む→優しく、くわえる
- 楽器を手で持って構える→ストラップが9割
- 直立不動→体のゆらぎ
心も体もリラックスしてサックスを吹けるようになると、今よりもっとハッピーになれます🎷!!
頑張るあなたを、私は応援します
それでは今回はこれまで
この記事を最後まで見ていただき
ありがとうございました!
それでは、また、、
HAPPY SAX STYLE
~幸せになるためのサックス道~
サクトでした
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