【タンギング完全版Ⅰ】サックスの演奏表現を93%も上がる、タンギングの発音練習方法

いい音

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タンギングを制する者はサックスを制する。「発音の種類」は一つではない

この記事のおすすめの人

  • タンギングの発音を、どうしらいいかわからない人
  • タンギングをすると、今まで出ていた音が出なくなった
  • タンギングの音が汚い、雑音が入る感じの人
  • タンギングの種類が知りたい

タンギング発音の結論

サックスのタンギングの発音は、一つに固定してはいけない

理由

サックスは「テーパー管」なので、音域によってのどの広さを変えて発音する必要があるから

目次

  1. タンギングの役割
  2. タンギングの注意点
  3. 従来の発音
  4. テーパー管とは
  5. 理想的な発音
  6. 音域の区別
  7. タンギングのゴールを知る
(サクト)
(サクト)

タンギングは奥が深いテーマですね、少しづつ深堀してみましょう!

1、タンギングの役割

はじめに、どういう時にタンギングを使うのか、また使う必要があるのかを見てみましょう

  • 音の立ち上がり発音をはっきりさせる
  • 音と音の移り変わりをはっきりさせる
  • 意図的に音を終わらせる(スタッカートなど)

タンギングをしない演奏は「のっぺり」とした感じで、表現が単調になりやすいです

逆に言うと、表現を豊かにするためには、タンギングが必ず必要になります

2,タンギングの注意点

タンギングで注意点はいくつかあります

  1. 息をたくさん吸う
  2. 吐く息は一定量を流し続ける
  3. タンギングをする際は顎を動かさない
  4. リラックスする

「吹こう、吹こう」と意識をしすぎると力が入りますので、注意しましょう

3、今までの発音法

今までによく効く発音法は「トゥ」「タ」ですね

中には「ニ」とか「ジ」とかいうのもあります

しかし結論から言うと、どれも間違いではありません

あなたがやりやすい発音であれば、それは正解になります

けれども、どれか一つに決めて固定してしまうのは間違いです

なぜ固定すべきではないかを見て行きましょう

4,テーパー管とは

サックスはテーパ型の楽器です

テーパーは「円錐形」のことです

tepa

他の管楽器はベルの周りはテーパーになっていますが、基本的には直管の形がほとんどです

全体的に緩やかに広がっている形状は、サックスのみです

サックス独特の豊かなサウンドは、この形が大きく影響しています

以前、高音と低音ではサックスはまるで「別楽器」という記事を投稿したことがあります

サックスのタンギングの発音でも、このテーパー管であることを無視できません

なぜなら高音域と低音域では喉の開き方が微妙に変化しなければ、音が出づらいからです

(特に低音)

それでは理想的な発音とは何でしょうか

5、理想的な発音

結論から言うと以下の通りになります

  • 高音域 ⇒ 「ティ」
  • 中音域 ⇒ 「トゥ」
  • 低音域 ⇒ 「トォ」

おわかりいただけますでしょうか

それぞれの発音の子音に注目してください

  • 高音域 ⇒ 「イ」 のどが狭い
  • 中音域 ⇒ 「ウ」 のどの開きが最も自然
  • 低音域 ⇒ 「オ」 のどが開き気味

注意点は、この変化はとても微妙です

頭の中にイメージするくらいが、ちょうどいいでしょう

6、音域のイメージ

どこからが低音で、どこからが高音か、なかなかイメージのつかない人の参考になればと思います

これはあくまで私の主観ですが、中間域の基準は中間の「ソ」から高い「ソ」までとしています

  • 中間「ソ」より下は低音域
  • 高温「ソ」より上を高音域

としています

一般的には中間「ド」から高音「ド」と言われているようですが、吹きやすさや、運指の面も考慮すると、「ソ」から「ソ」が感覚的にベストです

image

7、タンギングの「ゴール」を知る

タンギングに関しては、発音の仕方、舌の位置、息の流れ、など色々あります

これらは全て技術的な方法です

大切なことは「タンギングのゴールは何かを知ること」です

タンギングのゴールとは、先にも話しましたが

  1. はっきりとした音の発音、音の移り変わり、音を止める、
  2. 早く舌を動かせる
  3. リラックス

以上がタンギングのゴールになります

唯一の答えを出して、こだわるのではなく

自分なりに

「こうしてみたらいいのでは」

「ああしてみた方が良いのでは」

と自分自身で考えて、「トライアンドエラー」を繰り返すことが、上達への近道になります

ぜひチャレンジしてみてください

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それでは今回のまとめです

タンギング発音の結論

サックスのタンギングの発音は、一つに固定してはいけない

理由

サックスは「テーパー管」なので、音域によってのどの広さを変えて発音する必要があるから

確認ポイント

  1. タンギングの役割
  2. タンギングの注意点
  3. 従来の発音
  4. テーパー管とは
  5. 理想的な発音
  6. 音域の区別
  7. タンギングのゴールを知る

タンギングは非常に奥の深い分野です、息の流れや舌の位置などに関する記事を投稿しましたので参考にしてください

 

(サクト)
(サクト)

楽しみながら頑張りましょう。頑張るあなたを私は応援します

それでは今回はこれまで

この記事を最後まで見ていただき

ありがとうございました!

それでは、また、、

HAPPY SAX STYLE

~幸せになるためのサックス道~

サクトでした

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