誰でも、サックスを始めたころは、低音って出しづらかったですよね、、
この記事をお勧めする人は以下の人です
- サックスまったくの初心者の方
- 低音が鳴りづらくて悩んでいる方
さっそく結論です
理由
そもそも楽器の状態が悪いからかもしれません、、
もう一つは初心者がいきなり低音をすんなり出せる事はまず無いからです
低音が鳴りづ出しづらい原因は以下の7つ挙げられます
低音の出ない原因の確認方法7つ
- 楽器の状態(タンポは楽器本体の穴をふさげているか)
- マウスピースとリードの相性(オープニングとリードの硬さ)
- マウスピーストリードのセッティング(リードのつける位置)
- マウスピースのくわえる位置(鳴りやすいベストな位置)
- マウスピースをくわえる強さ(鳴りやすい口周りの圧力)
- 口の中の状態(狭すぎになっていないか)
- キーの押さえがゆるむ(無意識に指がキーからはなれる)
一つ一つ確認してみましょう
そもそも楽器の状態が悪いかもしれません
楽器の状態が悪いと言う事はどういうことでしょうか
1番考えられるのがサックスの穴をふさぐパット、タンポに隙間が空いていると言うことです
一番隙間が開きやすいのは最低音の「B」、「Bb」の辺りです
隙間を自分で確認する方法があります
部屋を暗くして小さなライトの内側に向けて照らしパットを塞ぐこと塞いで見るとわかります
市販では「リーク・ライト」と言うものが発売されています
これを使うとさらに便利でしょう
少しでもパットから隙間パットから明かりが漏れているようであれば、隙間が空いてます
この状態であれば当然低音は出ません
なかなか自分で修理するのは困難です
楽器屋さんに修理に出しましょう
いくら経験を積んでいる人でも、初心者でも楽器の状態が悪ければどんなに時間をかけて練習をしても、そもそも最低音は出ません
無理はせず、楽器屋さんに修理に出しましょう
あなたのせいではありません、、
マウスピースとリードの相性は大丈夫ですか
次に挙げられるポイントとしては、マウスピースとリードの相性に問題があるかもしれません
あなたはどのようなマウスピースを使っていますか?
例えば、セルマーラバーのS90と言うタイプをお使いでしたら、割とオープニングは狭めなので、リードはバンドレンで言うところの青箱の2半か3番あたりの硬さが妥当でしょう
逆に、この硬さより柔すぎたり、硬すぎたりすると低音はなかなか出しづらいです
マウスピースのオープニングとリードの硬さをもう一度再確認して、ベストなマッチングを探してみましょう
これも、あなたのせいではありません、、
先ほどは、マウスピースとリードのマッチングについて語りましたが、セッティングも非常に重要です
あなたはマウスピースにリードどのような位置でつけていますか?
初心者の方がよくセッティングで教えられるのは、マウスピースにリードをつけて、リードを少し下に下げ気味、いわゆる「髪の毛1本分リードを下に下げてつけましょう」と言われて、その通りにしていませんか
けれども、私は実際このセッティングでちゃんと良い音が出た事は無いのです
何故でしょう、、
理由は簡単です
サックスは、マウスピースにリードがくっついたり、離れたり、くっついたり、離れたりの連続による振動によって音が鳴っているのです
リード単体の振動で音が出ているわけではありません
ここは大切なポイントです
したがって、リードをマウスピースよりも下に下げることによって、リードの先端がマウスピースの先端に接する「接着面」が少なくなると当然、音の鳴り響き方が悪くなります
ですから、マウスピースとリードを完全に密着させるために
- リードの先端とマウスピースの頭が同じ位置にそろえる
- リードの先端をマウスピースより若干上にあげる
この状態にセッティングすると
音にコシがあり、音にハリのある音になります
ぜひ、試してみてください
低音が出しづらい原因がここにある可能性があります
ぜひ試してみて下さい
*画像のような、低めにセットはお勧めしません
あなたはマウスピースをどのような位置でくわえていますか
もし自分が鳴らしやすいベストの位置よりも
- 深くくわえすぎ
- 浅くくわえすぎ
これでは、低音は鳴らしづらいです
一般的にはマウスピースの先端から1センチ程度の位置がベストと言われています
まずはそこを基準にして吹いてみましょう
それでも鳴らしづらければ、
- 奥のほうに少しずつずらして試し吹きする
- 少しずつ浅くして試し吹きをする
自分に合ったベストポジションを見つけてください
これによって低音が鳴らしやすくなる可能性があります
ぜひお試しください
あなたは、マウスピースを強く噛みすぎているか、逆に力が弱過ぎるかもしれません
私は個人的にマウスピースを強く加えると言う表現をあまり好みません
マウスピースを口にくわえて音を出すためには、ある程度の圧力が必要になります
その力と言うのは人それぞれの体や、体力にもよるので正確に言うことができません
全く感覚的な所と言えるでしょう
- 強く噛み過ぎるとリードの振動を押さえてしまいます
- 弱すぎると息が出てゆくだけで、振動できません
ご自分のベストな圧力をつかんでください
あなたは、口の中の形が狭すぎて、低音を出しやすい形になっていない可能性があります
つまり意識していないと口の中は、発音で言うところの
「ウ」「イ」になっている可能性があります
この発音の形は中音域や、高音域では有効ですが、最低音を出すには不向きの口の中の形になっています
そこで是非一度やっていただきたいのが、口の中の形を「ホー」と言う形にしてたくさんの息を、ゆっくり出してみて下さい
コツは、口の中をひらき気味にして、たくさんの息をゆっくり、やさしく吹き入れることです
そもそもキーをしっかり押さえていない可能性があります
初心者の方によくありがちですが、最低音を出すことにばかり集中しすぎて
自分でキーを押してふさいでいるつもりが、知らぬ間にどこかの指の力が抜けて、穴がふさがっていない可能性があります
ご自分の指すべてがキーを押さえ切れているか確認しましょう
ということで以上の7つの原因が考えられます、ぜひ試してみてください
心構えとして、知っていただきたいの事があります
特に初心者の方は、最低音が出ないことに対して、決してネガティブになってはいけません
出せないのは私も含めて、皆さんはじめはそうでした
初めて出せなかったとしても
「まぁいっか、今はまだ慣れていないだけさ、、」
と言うふうに、軽く楽観的に受け止めて、長く練習を続けてください
または、
「昨日よりは、早く最低音を出せるようになった」
というように、良い方向にとらえましょう
とても大切なポイントです
【裏技ポイント】
最低音を出すときに有効な裏技が2つあります
1、「ダブルリップ奏法」で音出しをすることです
ダブルリップ奏法とは、上唇下唇もハニー気をつけてオーボエ奏者のようにして吹く奏法です
ダブルリップの状態は、絶妙な圧力によって最低音が比較的出やすくなります
2、「フ、トー」奏法で音出し(勝手に命名しました、、)
吹き始めるときに、いきなり息を入れてタンギングをするのではなく、あらかじめ少し息を入れてから、発音させる方法です
発音的には「フ、トー」とゆう感じです
「フ」で少し息を入れて、「トー」でタンギングをする方法です
あらかじめ力を入れて、その後タンギングをすることで、低音がならしやすくなります
注意点ダブルリップ奏法も、フトー奏法も、鳴っている感覚を覚えるための手段として用いてくださいつまり、慣れてきたらこの方法は無しにして、普通に演奏できるように練習してください
サックスはとても感覚的な楽器なので、低音が鳴っているときの感覚を、口、体、頭に染み込ませることが、とても大切になります
ぜひトライみてください
それでは最後におさらいです
低音の出ない原因の確認方法7つ
- 楽器の状態(タンポは楽器本体の穴をふさげているか)
- マウスピースとリードの相性(オープニングとリードの硬さ)
- マウスピーストリードのセッティング(リードのつける位置)
- マウスピースのくわえる位置(鳴りやすいベストな位置)
- マウスピースをくわえる強さ(鳴りやすい口周りの圧力)
- 口の中の状態(狭すぎになっていないか)
- キーの押さえがゆるむ(無意識に指がキーからはなれる)
この記事を最後まで見ていただき
ありがとうございました!
それでは、また、、
HAPPY SAX STYLE
~幸せになるためのサックス道~
サクトでした
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世界のセルマー、一生ものです。
もう、リードないですよ、、
ビギナー必須アイテム、まずはこのマッピから、、
安心安全のリガチャーです。
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安全に、おしゃれに、楽器を持ち運ぼう!
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