サックス初心者の方がおちいってしまう上の「ソ」の罠、一緒に脱出するための4つの方法!
この記事を読んで欲しい方
- サックス初心者
- 上の「ソ」の音がガラガラ変な音になってしまう
- その音が汚いと感じてしまう人
- 良い音になりたい人
サックスの「上の「ソ」の音がガラガラ変な音が鳴って困っています。どうしたらいいんでしょう💦
サックス始めたばかりの方の練習でこのような悩み多いですよね、、でも大丈夫です!簡単に解決する方法を教えますよ😊
目次 contents
1、上の「ソ」の音がガラガラなっちゃう原因
2、ガラガラをストップするため4つの方法
3、ガラガラのメカニズム
4、まめ知識
上の「ソ」の音が「ガラガラ」なっちゃう原因
結論
上の「ソ」の音を鳴らす体の状態になっていないことが原因です
原因として4つの項目をあげました
あなたは何の場合かに当てはまっている可能性があります
確認してみましょう
- ノドの奥が広く筋肉が緩んでいる→息のスピードが遅い
- 下アゴが下がり気味→高音域でのリードが振動しづらい位置になっいる
- 息をたくさん吸っていない→息の量が足りない
- マウスピースのをくわえる位置が奥すぎる→リードの振動する位置が悪い
いかがでしょうか
以上の4つの1つでも当てはまると、ガラガラになってしまう可能性が高いです
それでは次にどのようにしたらこのガラガラをなくすることができるか見てみましょう
ガラガラをストップするため4つの方法
結論
ガラガラをストップするためには、高い音を出す時の口、体の状態にすると改善します
先ほどのガラガラ原因の確認項目で当てはまったポイントを、具体的に改善する方法を見ていきましょう
- ノドの奥は少し締めるイメージ緊張→息のスピードが速くなる
- 下アゴは下がらないようにする→リードの振動しやすい位置を改善する
- マウスピースをくわえる位置を少し前にずらす→リードの振動位置を改善する
- 息をたくさん吸う→十分な息の量を確保する
注意点
下アゴを下げないようにの意味は、強く噛むことではありません
噛んでしまうとリードの振動を抑えてしまい、サウンド自体が「こもった音」になる傾向が強くなります
おすすめ簡単ポイント
1と2の息のスピードを速くするための簡単ポイントがあります
顔の「眉毛をあげる」ことで、下アゴ、ノドの奥が少し緊張状態になり、息のスピードが速くなります
非常やってみてください
ガラガラのメカニズム
結論
サックスの音は倍音が含まれているため、適切な身体の状態になっていなければ、下の「ソ」なのか上の「ソ」なのか楽器はどっちを鳴らしたらいいのか、迷った状態になってしまう
サックスの音は一つの音ではなく、その成分の中には倍音という他の音の成分が混ざっていることを別の記事で解説したことがありますので、参照してください
適切な身体口の状態になっていなければ、下の倍音である下のその音が強調されてしまい楽器としては、どっちの「ソ」を鳴らしたらいいの?と迷っている状態、これがあのガラガラの正体です
ここで知ってほしい、大切なことがあります
「オクターブ・キー」は押すと自動でオクターブ上に上がってくれる「魔法のキー」ではありません
オクターブ上の音を出しやすくするためのキーで、あくまでも補助的な役割なのです
最終的に音を決めるのは、人の意識と身体の状態コントロールで決まるのです
コントロール次第では、オクターブ・キーを押しているのに下の音を出すということも、できてしまうのです
サックスの音というのは、サックスの楽器自体が半分作り、人間が半分作るものです
大切なポイントになりますので是非覚えてください
サックスのアンブシュアは基本的に同じ形ですが、ノドの奥の広さや息のスピードは、音域によって変える必要があることを、ぜひ覚えておいてください
まめ知識
結論
無駄な音は何一つない
一見、ガラガラの汚い音に聞こえる音も、あえてそれを使う音楽があります
それが、ジャズです
特にフリー・ジャズまたは、一部のポップスやファンクなんかでもありでしょう
ジャズでは、テナーサックスの巨人、ジョン・コルトレーンが倍音を使った「ハーモニク」(Harmonique)という曲があります
1)Little Old Lady 2)Village Blues 3)My Shining Hour 4)Fifth House 5)Harmonique 6)Like Sonny 7)I’ll Wait And Pray 8)Some Other Blues
ts)John Coltrane p)McCoy Tyner(on 2 only) p)Wynton Kelly b)Steve Davis(on 2 only) b)Paul Chambers ds)Elvin Jones(on 2 only) ds)Jimmy Cobb
Recorded: Nov. 24, 1959(1, 7) Dec. 2, 1959(3~6 & 8) Oct. 21, 1960(2) Producer: Nesuhi Ertegun Atlantic Label
その名の通り単音楽器であるはずのサックスから、二つ三つの音を同時に発生させて音楽を奏でるというとんでもない音楽です
この演奏方法をコルトレーンに教えたのはジャズピアニストで有名な、セロニアスモンクがサックスの構造をみて、こうすればこういう音が出るというのを教えたという話があります
少し、「都市伝説的」な感じもしますが、理解できないわけではありません
単調になりがちな音楽に、強いインパクトを与える時、又音楽そのものが混沌としたカオスをイメージした曲であれば、いわゆる汚い音を使うことも非常に効果的な場面があります
カオス・イメージ
世間一般的には嫌われがちなガラガラの音も、決して無駄な音ではない
サックスの音に無駄な音はひとつもないと、とらえることもできます
非常に奥が深いですね
今回のまとめです
上の「ソ」がガラガラになってしまうのは
- 息の量
- 息のスピード
- リードが振動する位置
が非常に影響が大きいことを見ました
ガラガラを改善するために
- ノドの広さ
- 下アゴの位置
- マウスピースをくわえる位置
- 息をたくさん吸うこと
が大切でした、そのほかにも
ガラガラは、楽器が迷っている音
オクターブ・キーは「魔法のキー」ではない
サックスの音は半分楽器、半分人間で作る
以上のことを、ぜひ覚えておいてください
それでは頑張るあなたを応援します
やっぱりサックス、いいね👍
それではまた
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頑張るあなたを、私は応援します
それでは今回はこれまで
この記事を最後まで見ていただき
ありがとうございました!
それでは、また、、
HAPPY SAX STYLE
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サクトでした
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1、シンプルな調(#♭少ないラク)
2、反復記号少ない(迷わない)
3、1ページ楽譜(スッキリ)
4、ドレミ表記あり(読みやすい!!)
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もう、リードないですよ、、
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