ぶっちゃけ、ソレイユサックスのネックは新品でも調整が必要になる！調整方法と注意点もお伝えします!!

(サクト)

新品、中古を含めて数々のソレイユサックスを実際に入手して触ってみてきた筆者（サクト）が実体験をもとにお伝えする、「気持ちよくソレイユサックスを吹くための情報」をお伝えします

この記事のおすすめの人

サックス初心者
ソレイユサックスを買おうか迷っている人
ソレイユサックスをすでに持っているが楽しめない人
サックスの買い物で失敗失敗したくない人

(サクト)

まず最初の今回は、サックスの要であるネックから見ていきましょう

ソレイユのネックは一番課題があるパーツです

ここの調整ができないと、まず気持ちよく吹くことができないといっても過言ではありません。

ネックのどこが調整必要か
なぜ調整が必要なのか
どうやって調整するのか
調整するとどんなメリットがあるのか
おすすめ（必須）グッズ
まとめ

ネックのどこが調整必要か

新品のソレイユサックスのネックは、コルクの厚みが非常に厚いです
そのために付属のマウスピースを適正な位置に入れることができません
せいぜいコルクの1/3程度で、コルクグリスを使って無理やり入れても、半分ぐらいしか入りません

これは音楽を楽しむうえで、非常に大きな「弱点」になっています

なぜ調整が必要なのか

結論から言いますと、サックスを吹く上で大切な音程が取れません

管楽器は管が長ければ音程が低く、管が短ければ音程が高い性質を持っています
また、周りの温度が低ければ音程は低く、周囲の温度が高ければ音程は上がる傾向にあります
使っているマウスピースの開きや、リードの硬さ、口のくわえ方、息のスピード、体の姿勢でも音程は変わります
ですので、音程を調整するために、コルクを調整して音程をとれるような状態にする必要があるのです

どうやって調整するのか

結論から言いますと、サンドペーパー（紙やすり）で全体を削って薄くしてあげます

調整方法
①サックスのネック部分に傷がつかないようにマスキングテープで養生してあげましょう

②サンドペーパーで全体的に均等にこすってペーパーがけをします

サンドペーパーの番手は色々ありますが、番号が小さければ目が荒く削れるのが早いです
私は通常100番あたりを使って削っています

③コルクグリスを塗ってマウスピースを装着して吹いてみる
チューナーを使って音程を確認しましょう

もし、これでも音程が取れないようであれば、さらに削る必要があります
②③の工程を繰り返して最適な位置まで調整します
仕上がりの状態としては「少しきついかな」と思うぐらいで止めておきましょう
なぜならば、コルクは水分含んで、乾燥してを繰り返すことで自然と固くなって若干やせて薄くなる（硬くなる）傾向があるからです

（注意：自身で調整することは「メーカーの保証対象外」になります。よくご考慮の上、自己責任にてよろしくお願いいたします）